2021年9月11日土曜日

癒しの祈り その1

新生したクリスチャンは、パウロの言葉で言えば、「新しい人」です。新しい人は、私たちの霊が新しく生まれ変わった事によります。そして、新しく生まれ変わったので、私たちは神に属する者(神の子)となりました。新しく生まれ変わったクリスチャンの正しい考えや行動は、以前と同じになっているべきではありません。未信者だった頃とは違う新しい考え方によって歩んでいるべきです。それは、新しい契約の教えに基づいている事です。新しい契約に基づく新しい考え方は、癒しの祈りに関しても同じです。新しい人として(神の子として)の考えに基づいていない祈り方は神の子であるクリスチャンのあるべき行動と違う事になるからです。

古い契約の考えのまま祈りをしても効果はありません。モーセの律法に基づく古い契約の中には信仰の概念がないからです。つまり、信仰のない祈りは本来のクリスチャンの祈りではありません。また、古い契約の中には新生の概念もありませんので、新しい人・神の子として考えて歩む事が不可能なのです。信者になった私たちは、単なる肉の思いによって歩む事から解放されており、霊の視点・考えで歩む事(新しい契約の教えに基づいて歩む事)ができます。その歩みは文字によって仕える歩みではなく、御霊によって仕える歩みであり、そこには解放があります。

旧約時代にも信仰によって歩んでいた人たちの祈り方は模範として幾らかは参考になるものもあります。実際に、アブラハムやエリヤの祈り方はある程度参考にできます。しかし、彼らは新生を体験していませんでしたし、イエスの御名を使って祈れる事も知りませんでした。現代の私たちは神の子としてキリストの御名の権威で祈れます。従って、彼らの祈りの中には参考にならない部分もあります。

イエス・キリストが究極の模範

クリスチャン(新生して神の子になった者)は、古い契約やモーセの律法を参考にして考えるのではなく、イエス・キリストが示した新しい契約と新しい戒めを参考にして考えます。従って、新しい人・神の子であるクリスチャンは、新しい契約の中で歩むべきです。神の子として私たちが癒しに関わる為には、神の子として歩んだイエス様のやり方を最初に模範にします。その次に、使徒たちのやり方を模範にするべきでしょう。

従って、福音書でイエス様が病人を癒したやり方と使徒の働きの書で弟子たちが行ったやり方を参考にすれば、病気の癒しに関して何をするべきかが分かってきます。イエス様と弟子たちが癒したケースを調べれば、新しい人・神の子の視点がどの様なものかが見えてきます。もし、私たちが常に新しい人・神の子の視点であらゆる問題の対策を考えるならば、癒しだけでなく全ての事をイエス様がやったように私たちも出来るようになって行きます。