2021年7月21日水曜日

聖書が教える癒し その1

いつの時代でも、人々は「病の癒し」を求めています。 病から解放されたいと願っている人は、クリスチャンだけに限った事ではありません。しかし、肉体的であれ精神的なものであれ、病の癒しに対する答えが聖書にある事を知っていたでしょうか?

クリスチャンであるなら、永遠の命をお与えになる方にとって病気を癒す事は難しい事ではないと知っている事でしょう。全知全能の神が永遠の命を与える事ができると信じるのなら、病の癒しもそのお方が答えを持っていると信じるのは難しくないはずです。 イエス・キリストをまだ信じていない人でも、病から癒されるチャンスはあります。何故なら、人は全ての病気や苦しみから既に解放されているという聖書の真理があるからです。どうして、そのような事があり得るのでしょうか?それは、人間が苦しむあらゆる病気をイエス・キリストが背負って下さったからです。

「これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。「彼は私たちのわずらいを担い、私たちの病を負った。」マタイ 8:17 

さて、病気が癒されたという記述は旧約聖書には多くありませんが、旧約の書物の中にも癒しに関する幾つかの重要な聖句はあります。その中でもよく知られているのは、神様ご自身が「癒し主」としてご自分の性質を明らかにしている箇所でしょう。そこから私たちは、重要な神様の名前の一つを学ぶ事ができます。

「そして言われた。「もし、あなたの神、主の御声にあなたが確かに聞き従い、主の目にかなうことを行い、また、その命令に耳を傾け、その掟をことごとく守るなら、わたしがエジプトで下したような病気は何一つあなたの上に下さない。わたしは主、あなたを癒やす者だからである。」出エジプト 15:26 

この箇所に出てくる「癒す者」(エホバ・ラファ―とも呼ばれる)は、今日のキリスト教会の間で神様が「癒し主」だと認識されている大きな理由の一つでしょう。そうです。私たちの主は永遠の命をお与えになる方であり、病を癒すお方なのです。 本当に病からの癒しを得たいのなら、私たちはまず癒し主を知らなければなりません。そのお方は、聖書の示している三位一体の神であり、イエス・キリストです。